KOF 2006 1日目

行ってきました。以下、自分向けのメモです。
第129回jus関西UNIX研究会
FDcloneに見るUNIX技術 by しらいたかしさん

  • system(1)(/bin/sh)に頼らないシェル機能。
  • fork(2) & execve(2)。端末制御(ジョブ制御)。割り込み制御。子プロセスへシグナルを伝搬(SIGHUP?)。
  • 疑似端末。FDcloneの上下分割機能でそれぞれを疑似端末として開く。GNU screenキーバインドが複雑すぎ。僕も同感。
  • スクリーンバッファの実装について。キーバインドを考えるの面倒。
  • 漢字コードの動的変換。何気に便利そう。
  • FDcloneではpipeで入力されたコマンドラインを親に通知している。
  • libutilでforkpty。
  • 組込み漢字変換。pubdic形式の辞書を使える。UNICODEはいろいろ落とし穴があって大変。
  • しかしFDcloneは随分いろいろな機能が入ってきてとってもfatな気がします。KISSじゃなくてキッチンシンクなアプローチみたい。

blanco Frameworkご紹介 by いがぴょんさん

オープンソースと翻訳 by Jean-Christophe Helaryさん

  • OmegaTの話。JCさんは、OmegaTは「オメガテ」と発音してるみたい。
  • 翻訳支援ツールって、翻訳メモリと用語集にある翻訳例を参照しながら、翻訳をしていくものみたい。あー、これ便利ー。こんなツールがオープンソースとは素晴らしい。僕も翻訳する機会があったら使ってみよう。
  • 例えば、意味は一緒でもスタイルが気に入らないとかで文を修正されると過去の翻訳メモリが使えなくなる。OmegaTでも最近これがあった。
  • 参照: OmegaT - multiplatform CAT tool download | SourceForge.net